バジルの種類・品種10選!　特徴や違いを紹介

イタリアの代表的なハーブ“バジル”。

バジリコやメボウキという別名があり、スイートバジルやホーリーバジルなど種類もたくさんあります。

その中でも人気種類を１０種類ピックアップし、それぞれの特徴についてをまとめました。

この情報があればバジルの楽しみ方がひと味変わってくるかと思います。

当サイト参考文献はこちらにまとめてあります。

バジルの基本情報

バジルとは

スパイシーかつ甘い香りが特徴のバジルは、イタリアンには欠かせないシソ科の1年草のハーブです。

日本名は目箒（メボウキ）、イタリア名はバジリコ（Basilico）と言われています。

原産地はインドやフィリピンといった熱帯アジアのため、暑さに強く、寒さには弱いです。

そのため日本では夏は元気に育ちますが、冬場は霜に当たらないような工夫が必要です。

栽培についてはこちらをどうぞ。

バジルの育て方　プランター栽培でラクラク冬越し

草丈は小さいものだと20センチから大きいもので1メートル近くになるものもあり、枝の先の生長点を摘む“摘心”をすると、次々と勢いよく枝分かれします。

また、挿し芽でかんたんに増やせ、虫や病気にも強いので手軽に育てられるハーブの一つです。

バジルの花言葉

 

 

 

 

 

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kawasan(@kawasan_y)がシェアした投稿 – 2019年11月月17日午後10時52分PST

バジルは「好意」「良い望み」「神聖」などが花言葉です。

好意のある、大切な人へ贈る植物として古くから親しまれてきたそうです。

また、その独特な香りと歴史の深さからも分かるように、スピリチュアルな側面も秘めています。

バジルの種類

バジルの種類は150種以上あり、食用だけでなく芳香用や観賞用など用途によりさまざまです。

その中でもここでは代表的な品種を紹介していきます。

スイートバジル

バジルといえばスイートバジルといわれるくらい、バジルの中でも最も有名な品種です。

気持ちのいい甘みとほんのりスパイシー感、清涼感が感じられます。

肥料の吸収がとても旺盛なため、お庭や畑で育てる場合は草丈がすくすくと大きく育ち、そのまま倒伏してしまうこともあるので注意が必要です。

ブッシュバジル

小さく仕立てれば草丈20センチほどの、小さくかわいらしい、モフモフしたバジルです。

スイートバジルと比べ葉っぱの大きさが5分の1～10分の1ほどになるため、ソースやペーストとして使うというよりサラダのアクセントやお皿の飾りつけとしてよく使われています。

 

レモンバジル

レモンのような柑橘系の香りがする…という触れ込みですが、実際はそこまでかと思います。スイートバジルに比べると甘みが弱めで刺激が強めのため、食べると食欲が進み、元気になれるバジルです。

また、タイ料理のガパオライスに使われているバジルはレモンバジルであることが多いです。

シナモンバジル

 

甘みとスパイシーさがやさしく効く、お菓子やハーブティーによく使われるバジルです。スイートバジルののっぺりとした葉っぱとは対称的な、しっかりとした葉脈が特徴です。また、シナモンバジルの原産地はメキシコといわれています。

 

ホーリーバジル（トゥルシー）

 

別名「トゥルシー」という、バジルの“神聖”の部分を担うホーリーバジル。古くから儀式やお祈り事に使われてきました。

シナモンバジルよりもまた違った、しっかりとした葉っぱが特徴のため加熱料理に使われる際にも香りが飛びにくいです。

レモンバジル同様、ガパオに使われています。

アンチエイジングや美容のサプリメントとしてよく使われているため、美容家の方に注目されています。

その他

アフリカンブルーバジル…寒さにとても強いことが特徴で大株。葉の紫色はアントシアニンという成分で、寒さに当たれば当たるほど発生させます。

ダークオパールバジル…アメリカ系のバジルで、ピクルスなどの漬物でよく使われています。

パープルラッフルバジル…ピンク色のかわいい花が特徴です。

レタスバジル…葉っぱが大きい、ナポリターナともよばれるバジル。

など、たくさんの種類があります。

 

▼畑を借りてバジルを育ててみよう！と思った方。借りる前に要チェックです。

貸し農園・市民農園の借り方｜選ぶポイントを紹介

バジルの効能・成分

バジルの栄養

バジルの栄養の特徴はアンチエイジングに効果のあるβカロテン、ビタミンK。そして食べる精神安定剤としてのアダプトゲンやカリオフィレンなどがあげられます。

美容にも効果的で心もハッピーに。

また、紫外線対策として効き目のあるウルソール酸も含まれているため、まさに夏場にぴったりのハーブですね。

バジルの効能・成分

バジルはに含まれる成分は健康だけではなく、美容に効く成分がたくさん含まれています。

その一例を紹介します。

バジルのレシピ

料理

バジルの料理はサラダやカプレーゼが人気ですが、おすすめは大量にフレッシュバジルを味わえるソースやペーストです。

ミキサー１つあれば調理はとっても簡単。

さらに冷凍保存もOKです。

旬の夏においしいバジルをたくさん収穫すれば長期間バジルのある生活が送れます。

ソース・ペースト

冷凍

まとめ